判断基準
スーパーで野菜を買うわけでもなく、らでぃっしゅぼーやや生協に代表される大手宅配会社から買うわけでもなく、農家から直接野菜を買いたいと考えたときに悩むことってたくさんあると思います。
どの農家から買ったらいいのか分からない。
農家によってどんな違いがあるんだろうか。
当たり外れはないんだろうか。
味や価格や安全性は大丈夫だろうか。
さまざまなことについて心配事があると思います。


スーパーに行くのであれば、それほど多くの悩みはありませんよね。
大根なら大根として、キャベツならキャベツとして、それぞれ1種類の野菜が売られています。
せいぜい愛知県産の大根と長野県産の大根というように、複数産地の大根が並ぶくらい。
もしくは普通のナスと米ナスのように品種が違うものが数種類並ぶくらい。
その場に並んでいる野菜のなかから、自分が欲しいものを選ぶだけ。
だからそれほど悩みません。
別の言い方をすれば、スーパーでは野菜の種類と産地で選んでいます。
買うか買わないかは価格や品質で選ぶこともありますが、それでも悩みどころはそれほど多くありません。

これが農家から買うということになれば選択肢が増えます。

商品の価格
内容量
商品の品質

農家の人柄
農家の価値観や考え方
生産地
安全性
こだわり
クチコミ評価

野菜ひとつ選ぶだけで、ありとあらゆる視点・角度から判断しなければならなくなります。
なんでこんなに面倒なことになるかといえば。
農家から買うという選択そのものが、こだわりを求めている行為だから。
選択肢のないどこでも買えるような商品を選ぶのとは違って、農家から買おうとするということは、そこになにかしらの付加価値を求めているということです。
それは美味しさであったり、安全性であったり。
希少性やブランド価値だったり。
求める期待が大きいからこそ、選ぶ時にもたくさんの基準を必要とするんです。
本当に自分にマッチしたものを探そうとするんです。
これを堅苦しく表現すれば
いわゆる商品の情報(種類、品種、産地、価格、品質など)に加えて、農家の情報(素性、人柄、価値観、こだわり、世間的評価)などがプラスされる。
ということですね。

これでは判断基準が多すぎて決められません。
自分のすべての希望を満たす農家を探しているだけで何年もかかってしまいます。
もしかしたら一生見つからないかもしれません。
こだわったせいで自分の求める野菜が手に入らないなんて悲しすぎます。

 

外食ランチは判断基準に優先順位をつけている

レストラン店内
判断基準が多すぎて迷う。
農家を選べない。
と悩んだときにやるべきことはひとつだけ。
判断基準に優先順位をつけること。
それだけです。

このことに頭を悩ませるだけで、どんな農家を選んだらいいのかが見えてきます。
たとえば。
外食でランチを食べに行こうと考えたときに。
あなたはそのお店をどうやって選びますか?
ジャンル(イタリアン、フレンチ、中華など)。
自宅から近いか遠いか。
価格帯はどうか。
お店の評判はどうか。
お店のコンセプトやこだわりはどうか。
定休日や営業時間は問題ないか。
このような判断基準を並べて検討します。
そして。
そのときの状況に合わせて、予算を重視するのかジャンルを重視するのか、自宅からの距離を優先するのか決まりますよね。
つまり。
判断基準に優先順位をつけているんです。
たとえば。
今回のランチはいつもの友人と一緒に行く気楽なものだから、予算を1500円くらいにしよう。
これが最優先。
次に距離という基準が来ます。
時間の都合があるから自宅になるべく近いところにしよう。
このあとにジャンルの絞り込み。
友人の好みもあるけど今回はなんだかイタリアンを食べたい気分。
というふうに、
予算 > 距離 > ジャンル
のような優先順位をつけているはずです。


農家探しも判断基準に優先順位をつける

ここから見えてくることは。
あなたにとって最も重視したい基準はなにか、を明確にしていくと農家探しが楽になるということ。
判断基準に優先順位をつけることで農家選びは楽になるということです。

商品の価格
内容量
商品の品質

農家の人柄
農家の価値観や考え方
生産地
安全性
こだわり
クチコミ評価

これらの基準は一例にすぎませんが、
あなたが野菜を買おうと思ったときにどんなことを気にしているのか、
どこを最も大切にしたいのか、
あえて順位をつけてみることで見えてくる世界があるはずです。
参考にしてみてください。