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| 新規就農相談会in自農センター |
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| 2004年6月3日(木) |
僕は自然農法を勉強するために(財)自然農法国際研究開発センターにやってきた。
そして、ここに来たきっかけこそEMではあるが、EMにこだわることなく自然農法を学んでいる。
農業のことを全く知らない状態からのスタートではあったが、2ヶ月が過ぎて少しずつではあるが自然農法というものについてわかってきた気がする。
将来の進路として、研修が始まった当初から僕は新規就農を希望していたので、就農地が決まらないながらも目星をつけて情報を集めていかなければと思いはじめていたのがこのころだ。
ここ自然農法センターは、栽培技術こそ他では類を見ないような先進的な技術を学ぶことができるけど、就農・営農という点のサポートに関してはまだまだ力が入っていないせいか弱い部分である。
そのへんは研修生一同が不満をもっていたので、なんとか就農に向けてのステップ・営農技術について講義をしてもらえないかとお願いしたところ、長野県の農政技術課の方を呼んでもらえたのだった。
6月3日。
県庁から農政技術課の職員さんを自然農法センターにお招きして2時間の説明会を開いた。
最初は長野県のアピールから。
全国一位の生産量をあげている農産物がたくさんあること。
標高が高いから涼しく、また雨が少ないことので病害虫が少ないこと。
新規就農者への支援に関してはほかのどの都道府県にも負けないこと。
いい面だけを大きくアピールするので、聴いているこっちは長野県に就農したくなってくる。
ひととおりのアピールが済んでから詳細な就農支援の説明に入った。
金銭的な支援に関しては、国の就農支援資金と長野県独自の支援事業について説明があった。
国の支援資金は基本的に無利子の貸付によるサポート。
ところが長野県は「お金あげちゃいます」的な支援が多い。
就農した時点で20万円もらえたり、初年度の農地貸借料を補助してくれたり、住宅費の助成として2年間を限度に月額9千円もらえたり。
とにかく手厚いのである。
そして新規就農里親制度。
これも県独自の制度なのだが簡単に説明すると、実際に営農を開始する前に「里親」と呼ばれる先進農家に研修に入り、その農家さんのサポートを受けながら就農するという制度。
新規就農を希望する人にとって、農業をはじめるための実践的な技術の習得や、就農のための農地・住宅などを確保するのは大きな壁となっています。
「里親」という実践農家を通すことでその壁をなくしてしまおうというのが新規就農里親制度の試みです。
農地や住宅は、たとえ何年も使われてなかったとしても見ず知らずの人に貸すような方は少ないでしょうから、全くの新天地で農業をはじめようと思ってもスムーズに事が運ばないのが現実です。
それを地元の農家さん(里親)に研修に入ることによって、地元に顔を売ることができるし農家さんの地元での信頼でもって農地や住宅を借りることも可能なわけです。
いいことずくめの里親制度。
問題はないのだろうかと聞いてみたところ、やっぱりありました。
新規就農相談者の多くが希望している有機農業を実践している里親登録農家が少なくて、相談者の希望に答えられていないというのが現状なのだそうです。
まあ、たいした問題ではないですね。制度そのものの欠陥ではないようなので。
長野県としては有機農業を応援していこうという方向もあるようで、もし長野県で就農するんだったらきっと苦労少なく営農開始できるのかもしれない。
頭の片隅に入れておいて損はない就農希望地のひとつになった。
説明会はこのように希望に満ちあふれた気持ちのままで終わった。
果たしてこの先僕はどんな道を歩んでいくのか、この時点では何もわからない。
何も決まっていない。
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今回のまとめ
・研修先で長野県の新規就農相談会を開催してもらった。
・長野県は有機農業に対してわりと好意的。
・就農候補地として長野県を頭の中に入れておいた。
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