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| 家探しのはじまり |
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| 2005年11月下旬 |
愛知県豊田市に引っ越してきたのが2月。
それから約9ヶ月。
3反という小面積ながら、昼間にサラリーマン生活をしながら野菜を作ってきた。
収穫したジャガイモ、カボチャなどはアパートのベランダなどに置いて保管したりした。
収穫してきた野菜を仕分け・箱詰めする作業もアパートでやってきた。
自分の目指す営農スタイルは、これまでの経験でだいぶ分かってきた気がする。
しかし・・・
今のアパートに住み続けていては規模拡大がままならない。
六畳一間のアパートでは出荷作業に支障が出るし、ベランダに置ける収穫物にも限りがある。
さらにアパートから畑までの距離。
片道40分もかかっていては何かと不都合も多く、往復しただけでガソリン代500円が飛んでいく。
来年はもっと農地面積を広くして収入の一角を担えるようになりたいと考えているのに、このアパートに住んでいると営農していく上での足かせになりかねない。
一軒家の空き家を探さなければ。
豊田市に来たときも、そして来てからもずっと、空き家が見つからないだろうかと知り合いに声をかけながら機会をうかがっていた。
でもうまい具合に見つからず、10月も終わろうとしているので焦りを感じてきていた。
できれば知り合いのつてで見つかれば・・・そんな考えでいたが、待っていてもだめかな?という気がしてきたので豊田市役所に頼ってみることにした。
空き家情報を持っている課はどこか。
そんなこと分からないのでとりあえず就農相談でお世話になった農政課に電話してみた。
「もしもし松本と申しますが、昨年12月に就農相談させて頂いて・・・」
「あーホームページの・・・」
おや?ホームページのことを知っている?
実は2週間ほど前、農政課にメールを出していて、空き家を探していることを伝えてあった。
そのメールで自分のことを知ってもらおうと松本自然農園のURLを書いておいたのだ。
返信がなかったのでメールを見てもらえてないのかと思っていたが、ちゃんと見ていたようだ。
見てたんなら返信してよ〜
と言いたいのをこらえて空き家を探している旨をあらためて伝える。
「農政課としては空き家情報は把握してないですが、来週に地域の農業委員が市役所に来るからそのときにでも聞いてみましょう。その地域の方だからもしかしたら空き家の情報を持っているかもしれません。」
ありがたいことです。
農地や空き家を見つけるのは自分の力でどうにもならないことが多いですから、こうして人をつたっていくしかないんです。
それから数週間後、農政課からメールがありました。
農業委員に相談してみたところ、物件はあったけれども家主さんの都合ですぐに貸すことはできないとのこと。
という文面でした。
家主さんの都合はどんなのかわからないけど、要するに見つからなかったということです。
見つかって欲しいときに見つからないもんですね。
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今回のまとめ
・やはり農業をやっていくには一軒家の農家が必要だ。
・家探しは新規就農者にとっての大きな関門であることは間違いない。
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