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| 決断 |
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| 2004年9月19日(日) |
自然農法センターに高子がやってきた。
高子は僕のパートナー、一緒に自転車日本一周をやったパートナーだ。
どんなところで研修しているのか、一度見ておきたいとのこと。
圃場を案内してちゃんと真面目に研修していることをその目で確認してもらった。
今回の訪問、実はそれだけじゃなかった。
僕が来年からどこで就農するのかという問題、これはもちろんパートナーと話し合って決めなければならないことだ。
その話し合いをするためにやってきている。
自分の今の気持ちを全て伝えなければならない。
就農地の決定はへたすると一生を左右する。
決めたその地で骨をうずめる覚悟だからだ。
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研修が始まってから半年。
僕はずっとどこで就農しようか考え続けてきた。
ずっと住むことになるのなら、農業がやりやすいということよりも住みやすさを優先しようと思って定住予定地を探してきた。
自分はどんなところに住みたいのか。
都会がいいのか田舎がいいのか、平野が広がっているのか山に囲まれているのか、雪が降ってもかまわないのか、情報を集めながら考えた。
けれども一向に決まる気配がない。
研修を受けている身ではあちこち見て回ることもままならないし、日本一周中にも住みたいところを探しながら旅したけど結局「住めば都」という結論を出していたことも、決め手を欠く原因となった。
そうこう悩んでいるうちに半年が経った。
これだけ考え続けて決まらないとしたら、このさき1年経っても決まらないかもしれない。
発想の転換をする必要があった。
そこで、住みやすさ優先から農業のしやすさ優先に切り替えてみた。
自分のやろうとしている農業の形を実現するにはどこがいいのか。
少量多品目で産消提携。
周年栽培をしなければ年間を通じて野菜を届けることが難しくなる。
つまり雪が降ることは経営を圧迫する。
・・・決まった。
愛知県。
僕の故郷である富山か、高子の故郷である愛知か、それとも中間(?)をとって長野か、ずっと迷っていたけど、農業経営に有利な地域がいいだろうと判断して選んだのが愛知県だった。 ----------------------------------------
自分の考えをぶつけた。
お互いが納得するまでとことん話した。
そうして出した結論。
僕は愛知県で就農します。
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今回のまとめ
・パートナーと話し合いの結果、富山県ではなく愛知県での就農を決意。
・「住みたいところ」では決まらず、「農業経営に有利な地域」として愛知県を選んだ。
・そうは言っても住めば都。
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