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| 下山村役場 |
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| 2004年10月15日(金) |
朝8時頃、東岡崎駅にいた。
今回は車で来ていないから下山村までバスで行こうと考えていた。
バスに乗って下山村役場に行くつもり。
午前中だったら空いていると役場の方は言っていたので、なんとか早めに到着してなるべく多くの話をしたい。
就農の意志、計画などを伝えたうえで農地のことや借家のことなどの相談をしていかなければならないから時間はたっぷりあったほうがいい。
今からバスに乗れば9時くらいには役場に着くだろうからまあまあ話ができるのではないか。
バスターミナルに向かい、下山村行きのバス時刻を確認する。
・・・!!
なんと次に下山村に行くバスは10時30分発。
3時間に1本という驚異の便数だ。
やられた・・・。
このバスを待っていたんじゃ下山村の担当者と会う時間がなくなってしまう。
なんとかせねば・・・。
しばらく考えてレンタカーを借りることにした。
一日借りて7000円ほどとられてしまうが背に腹は代えられない。
午後には足助町に行く予定だから車があった方がなにかと都合がいい、と割り切る。
というわけで駅の近くでレンタカーを借りて出発した。
久しぶりの運転だけに超がつくくらいの安全運転。
山道をすいすいと走って役場に着いた。
担当窓口である経済課に足を運び、担当者とご対面。
「孫」を歌う大泉逸郎のような方ですね。
なんてことは口には出さないで、自己紹介から入ってこれまでの経緯や就農の意志などを順に話していく。
これまで愛知県農業会議、豊田加茂農林水産事務所と新規就農相談をしてきたが、有機農業に対する嫌悪感みたいなものは感じられなかった。
さてここではどうだろうか、というのが一番の心配事である。
農家と接する機会が多いだけに農業の現実を知っており、有機農業では生活できないんじゃないかと言われることはある程度予想できる。
でも有機農業やるんだったら農地貸さなーい、なんてことはないだろうと予想。
さて結果は・・・ビンゴ。
これはもちろん僕のことを心配してくれてのことなのだが、有機農業で食っていくのは並大抵のことではないぞと、下山村にいる農家を例にとって話してくれた。
このような中山間地では専業農家としてやっていること自体が珍しく、有機農家も何軒かいるが兼業でなんとかやっているような状態だという。
あなたのような若い人が就農してくれるのは村としては大歓迎だが、生計が成り立つという見通しをしっかり立てないと先が続かないのではないか、というアドバイス。
それを受けて僕は自分のやろうとしている経営を説明した。
少量多品目での産消提携は全国各地でいくつか例のある営農スタイルであり、(無農薬で野菜ができるというのを前提で)毎週決まった量を出荷するのだから経営は安定するのではないか。
中山間地での小面積栽培を生かせるのは少量多品目ではないか。
そんなことを今まで見学したことのある実践農家の例をまじえながら説明した。
反応はよくない。
実際に少量多品目有機栽培をやっている農家がいて生計が成り立っているという話を僕がいくらしたところで、経済課の担当者が見たことも聞いたこともなければ信じられないだろう。
わかってもらえないのはしょうがない。
でもまあ、こちらのやろうとしていることは尊重してくれているみたいで、将来の心配こそされたが下山村で就農することについては前向きに考えてくれそうだ。
となると聞きたいのは農地や借家があるかということ。
おそるおそる聞いてみた。
ないこともない、という返事。
役場で把握している空き農地はいくつかあるものの、あちこちに点在している。
借家については一軒だけ心当たりがあるけど春からしか空かないかもしれない。
微妙なニュアンスだが全くないわけではなさそうだ。
せっかく来たんだから見に行ってみる?という誘いを受けて、車で農地や借家を見て回ることになった。
ほらここ、これなんだけどね、なんていいながら小一時間ほどのドライブ。
借りられるかもしれない、という農地が多いことがやたらと気になるところだが、感触は悪くなかった。
また連絡します、と言って別れたが今度もし役場に来ることがあるとしたら本格的に農地や借家を探してもらって検討することになるだろう。
選択肢の一つとして下山村を加えることができたのは収穫だと言っていいかもしれない。
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今回のまとめ
・自動車がないと下山村に行くのは大変。
・下山村役場で就農相談する。
→農地や借家は探せばありそうな感触だった
→専業農家として生計を立てていけるのかどうか心配してくれた
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