根菜類は美容と健康のために食べよう

人間には、男と女という性別による分類、日本人とアメリカ人などの国による分類、黒人や白人などという人種による分類、などいくつかの分類があります。
これと同じように、野菜にも彼らを種類ごとに分ける方法がいくつかあります。
そのうちのひとつ「食べる部位による分類」をご紹介します。
そして、食べる部位による違いは野菜の生育ステージにも関係してくる、という話もしていきます。
ぜひ最後までご覧ください。

 

野菜にとっての根とはなにか

野菜は、大きくわけると4つに分類することができます。
葉菜類、根菜類、果菜類、豆類です。
今回は根菜類(こんさいるい)について解説していきます。

根菜類に分類される野菜には
大根、人参、ゴボウ、カブ
などがありますが、ほかにも芋類
ジャガイモ、サツマイモ、里芋、山芋、ヤーコン、菊芋など
も根菜類に入れられることが多いです。

特徴はずばり、根を食べるということです。
カブやジャガイモなど、根のようでじつは胚軸です茎です、ということもありますがおおむね根菜類は根を食べる野菜です。
ということは、野菜にとって根とはなにか、もっといえば植物にとって根とはなにかを理解すると、根菜類をもっとおいしくいただけるということになります。

 

植物の葉と根植物にとっての根の役割はなにかといえば、大きくは水と栄養を吸うことです。
ほかにもいろいろ役割はあるんですが、水と栄養を吸うことが大切な役割なのは間違いありません。
根から水と栄養を吸収して、体をつくっていきます。
有機農業ではとくに根をしっかり伸ばすことを重視していて、根が健全に伸びていくことは野菜自身の健康に直結すると考えています。
根が強ければ病気にもかかりにくいし、植物としての生長も非常に力強い。
根をしっかりと張れるように環境を整えていくことが、有機農業でやるべき最大のポイントだと言ってもいいくらい野菜にとって根は大切なものです。
地上に出ている葉や茎を見ながら根の状態を想像したりするほどです。
だから根を健康にすることが、結果として収穫する野菜が健康であるという考え方をしています。

おなかハート一方、人間にとって水や栄養を吸収するのはどこかというと

なんです。
よく美容や健康が語られるときに
外側だけじゃなく内側からきれいに
なんてことが言われますが、この内側というのは食生活を改善することで内臓からきれいにしていく、というニュアンスですよね。
その内臓のなかでも主には食生活にストレートに関係してくる腸をきれいにすることが、内側からきれいになるキモだと言われています。

美容や健康にとって大切な腸をきれいにするために、植物にとって腸の役割を果たす根を食べる。
というのはなんだか理にかなっていると思いませんか?
根菜類は、健康はもちろん美容にもプラスに働く野菜と言えるかもしれません。

 

根が持つ質の高いエネルギー

野菜の根を食べる根菜類を収穫するタイミングは、葉菜類と同じように花が咲く前です。
果菜類は花が咲いたあとにつけるタネを含んだ実を食べますが、葉菜類も根菜類も主には花が咲く前の状態で収穫してしまいます。
ただし、葉菜類がかなり早い段階、若くてピチピチしたエネルギッシュな状態で収穫するのにたいして、根菜類は花を咲かせる一歩手前、仕事も私生活も充実している20~30代の若者を収穫するようなものです。
結婚して子育てをする一歩手前、世の中の良い面も悪い面もある程度を見てきて、自分がどのような人間でこの先どのように生きていくのか不安もありますが、気力も体力も最高に充実している時期です。
つまり若さは葉菜類にはかなわないけど、蓄えているエネルギーの質が高い。
そんな感じでしょうか。
そのように質の高いエネルギーを蓄えているから、収穫したあとも保存が効きます。
食べると体を温める効果があります。
根菜類とはそのような野菜です。

夏のような暑いときにはお勧めできませんし、旬の栽培をすると根菜類はそもそも夏に収穫できません。
夏以外の涼しい、もしくは寒い季節にはぜひ根菜類を食べてみてください。
体が喜ぶのが分かると思います。

 

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