松本自然農園
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苦味<甘味 菜の花紅菜苔(コウサイタイ)
紅菜苔
分類
アブラナ科アブラナ属
原産地
中国 揚子江中流
特徴

冬から早春に出る赤紫色の花茎を折り取って食べる、いわゆる菜の花。日本へ初めて上陸したのは昭和14年(1939)頃だが、本格的に普及するようになったのは1970年代の日中国交回復後といわれている。とはいえ、スーパーなどでお目にかかることは滅多になく、産直市場・直売所などで地元の農家さんが持ち寄ってくるのが売られているというのが流通の主流。普及が進んでいないわりに味は抜群で、菜の花特有の苦味はほとんどなく、ほんわりとした甘さが口の中に広がる。


栄養

アントシアニン、鉄分、ビタミンA・Bが豊富に含まれています。


料理

中国から伝わってきた野菜だけあって中華風に炒めるとおいしい。和風ならおひたしにするとよい。というのが一般的に言われている調理法だが、茹でたり炒めたりすると紅色が抜けて緑色に変化してしまいます。コウサイタイらしさをそのまま味わうのなら生でかじるのが最も美味しいと思う。


いつ食べられるの?

12月〜翌年3月。


その他

コウサイタイなのかコウタイサイなのか、どっちが正しいのかわからなくなります。